神木隆之介主演のNHK朝ドラ『らんまん』で、元薩摩藩の実業家・高藤雅修(伊礼彼方/41)の言動が話題になっていた。

 6月12日から放送された第11週(51話~55話)「ユウガオ」は、万太郎(神木隆之介)が植物学雑誌を創刊し、菓子店・白梅堂の娘・寿恵子(浜辺美波/22)への求婚を決心するまで。そして、クララ先生(アナンダ・ジェイコブズ/40)からダンスレッスンを受けていた寿恵子が、舞踏練習会の発足式でダンスを披露するまでが描かれた。

 話題になった高藤は第8週「シロツメクサ」から登場。屋敷に和菓子を届けに来た寿恵子を見初め、鹿鳴館の開館に向けた舞踏練習会に参加してほしいと誘う。万太郎の恋のライバルが登場したと思われたが、なんと、高藤は妻帯者だった。それなのに、寿恵子をお姫様抱っこしたり、人生のパートナーとして迎えたいと告げたのだ。

 そして、51話で高藤は、寿恵子を父の上役だった元老院・白川永憲の養女にしたうえで、横浜の別宅に寿恵子を迎えるつもりだと明かし、本妻・弥江(梅舟惟永/35)を妻というだけで女ではないと発言。あまりに身勝手で傲慢(ごうまん)なため、伊礼はインタビューで、浜辺美波に「ヤバ藤」と呼ばれたと語っている。

 高藤に対する視聴者の反応は、ツイッター上で「対等のパートナーって言ってる高藤が寿恵子を妾にしようとしてるってクズすぎる」「あの時代のドラマとは言え、マジ腹立った。鹿児島弁話す濃い顔男子、みんな嫌いになりそう」「高藤様のあまりに奥様を軽視してる発言が本当~に嫌」と、登場するたびに批判の声が相次いでいた。