■嫌われても人気に影響なし
また、朝ドラ後の『あさイチ』のMCである鈴木奈穂子アナ(41)もスタジオ受けで、「高藤はやめたほうがいいですね、絶対」と断言。同じくMCの博多大吉(52)に「今、このトーンでしゃべってますけど、もうちょっと熱いトーンで。“何言ってんだコイツ”って」と、実際に見ていたときの反応を暴露されても、「みんなに言ってますからね、あれきっと」と嫌悪感をあらわにしていた。
「朝ドラでここまで嫌われるキャラは最近は珍しく、22年度前期の『ちむどんどん』の“ニーニー”こと賢秀(竜星涼/30)ぐらいではないでしょうか。といっても、今回は、視聴者は高藤の悪口を書いていても、怒っているというより、どこか楽しんでいる雰囲気があるんです。それは、寿恵子が万太郎と結ばれると分かっているからで、実在の人物がモデルとなっている作品の強みでしょう」(ドラマライター/ヤマカワ)
朝ドラは本来、20年度前期の『エール』、同後期の『おちょやん』のように、実在のモデルがある物語が定番だったが、最近は21年度前期の「おかえりモネ』から『カムカムエヴリバディ』『ちむどんどん』、そして、前期の『舞いあがれ!』まで、主人公のモデルが示されないオリジナル作品が4作続いていた。