■タッキーはジャニーズとの「全面戦争」も覚悟か

 平野や神宮寺、IMPACTorsのみならず、元V6三宅健(43)、8月末でジャニーズ事務所を退所するKis-My-Ft2北山宏光(37)らが合流するという報道もある。

「滝沢さんと盟友関係にある三宅さんは個人事務所を設立しましたが、ほとんど稼働がありません。それは近未来的な滝沢さんとの合流のため、とも見られています。

 また、滝沢さんを師と慕い、“滝沢イズム”の継承者とも言われた北山さんは、かつて滝沢さんのラジオ番組に出演した際、“もし何かあったら、なんでも言ってきてください。すぐに飛んでいきます”とまで宣言していました。彼も駆けつけることになるのではないでしょうか」(前出のワイドショー関係者)

 5月25日発売の『女性セブン』(小学館)によると、滝沢氏は東京や大阪、福岡など複数のドームを押さえて、来春にも所属アーティストのお披露目も兼ねたイベントを計画しているとされる。

「もうここまできたら、滝沢さんもジャニーズとの全面戦争も覚悟しているのではないでしょうか。『TOBE』が本格的に動き出すことになれば、それこそ業界再編が本気で起こることになると見られています。その裏にはジャニーズ事務所の弱体化もありますよね」(前出のレコード会社関係者)

■ジャニー氏の加害問題はまったく収束へ向かわず……

 2019年7月に創業者のジャニー喜多川氏(享年87)が逝去してから、ジャニーズ事務所から退所者が続出。さらに、今春からジャニー氏の所属タレントへの加害問題に大きな注目が集まっており、事務所の存亡にもかかわるほどの事態へと発展している。

 イギリス公共放送のBBCは6月17日、ジャニー氏の加害問題について取材したドキュメンタリー『J-POPの捕食者:秘められたスキャンダル(Predator:The Secret Scandal of J-Pop)』を日本語字幕つきでYouTubeに公開。事態が収束する気配はまったくない。

「関係者の間では、万が一にもSnow Manが『TOBE』に移籍することになれば、ジャニーズ事務所は日本芸能界のナンバーワンプロダクションの座から転落する、とまで言われています。Snow Manは今やジャニーズでもナンバーワンの人気を誇り、CDやグッズの売り上げ、コンサート動員などもトップクラス。会社の屋台骨を支える存在へと成長を遂げましたからね」(前同)