■男闘呼組には『紅白』出場への大きな期待があったが……

 最近の出来事では、6月12日放送の稲垣吾郎(49)がパーソナリティのラジオ番組『THE TRAD』(TOKYO FM)に、成田、高橋、岡本の3人がサプライズ出演。稲垣は「ずっと見てます! 本当、嬉しくて」「いやー嬉しい、涙出てきた」と、完全に後輩モードになっていた。

「6月17日の『日刊ゲンダイ』は、NHKの『SONGS』などで男闘呼組の特集が組まれていることなどから、ジャニーズ事務所も男闘呼組の復活を歓迎している、と報じています。ジャニー氏の件で窮地に立たされているジャニーズ事務所にとって、イメージを回復させる起爆剤として期待をかけているとも。

 そして、2023年末の『NHK紅白歌合戦』の出場にも期待しているということです。男闘呼組は8月末で活動休止しますが、メンバーをほぼそのままに『Rockon Social Club』という名の後身ユニットも組んでいますからね」(前出のワイドショー関係者)

 NHKでは6月21日に行なわれた定例会見で、山名啓雄メディア総局長(59)がジャニー氏の闇について言及。今後のキャスティングについては、

「番組の内容や演出に合わせてふさわしい人を起用している」

「今後もその姿勢を貫いて、自主的な判断に基づいて、その都度判断して、適宜、キャスティングしていく、ということに尽きる」

 と、コメントしていた。

「ただ、初期メンバーの土田氏が今回『文春』で告発を行なったのはあまりにも大きいですよね。現メンバーもジャニー氏の件を知っていたのかどうかという展開にもなるかもしれません。そこに代表的なジャニーズOBである田原さんの全く空気を読まない大放言……1989年に出場して以来、34年ぶりの『紅白』への出場を期待する声も多かったですが、現実はかなり厳しそうですね……」(前同)

 ついに元男闘呼組メンバーまで告発――「ジャニー氏の闇」は終わりが見えない……。