■神木と広末の過去作も再注目が!
4月4日放送回では、広末演じるヒサが、自分の余命がいくばくもないのを察し、
「万太郎と綾(太田結乃/10→佐久間由衣/28)を育て上げることができんと、申し訳ございません」
とタキに謝罪するも、
「顔をお上げ、ヒサ。謝ることは一つもない! おまんは万太郎を産んでくれた。綾の親になってくれた。十分じゃき! 万太郎を育て上げ、この峰屋を渡すまで、わしは死なんきね」
と、力強く励ます――という泣けるシーンが描かれていた。
なお、峰屋は万太郎の意思で姉の綾と、綾と一緒になる番頭の息子である竹雄(志尊淳/28)に受け継がれることになるという。
「ちなみに、今回の不倫騒動がキッカケで、“広末が神木の母親役で、幼少期に死亡している”という設定がシンクロしている2011年放送の宮藤官九郎さん(52)脚本のドラマ『11人もいる!』(テレビ朝日系)に再注目している人も増えているようです。
ハッチャケた現役高校生時代の神木さんが楽しめるほか、無名時代の有村架純さん(30)、子役時代の加藤清史郎さん(21)、現在に比べて変人役が多かった星野源さん(42)などなど、今となっては豪華キャストがズラリの作品。
再評価されているので、今回の騒動で唯一、得をした作品かもしれませんね」(前出のテレビ誌編集者)
広末は無期限謹慎となったため、『らんまん』の回想シーン以降はしばらく彼女の姿は見られないだろう。女優・広末涼子はどんな演技を見せてくれるのか――。