大人気女優・米倉涼子(47)が代表を務める個人事務所「Desafio(デサフィオ)」から、“最側近”がいなくなっていた――。
米倉が、27年間所属した大手芸能プロダクション「オスカープロモーション」を退社し、独立したのは今から3年前の2020年4月のことだ。大手事務所の後ろ盾がなくなり、これまで通り仕事をやっていけるのか、と不安視されていたものの、蓋を開ければ米倉は“バブル”状態を迎えることに。広告代理店関係者が振り返る。
「米倉さんは、楽天モバイルや興和などのCMに出演し、20年の『年間テレビCM出稿量(秒数)』で1位を獲得(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。出稿本数は1万4800本で、2位の橋本環奈さん(24)が1万1440本でしたから、大きく差をつけたんです。ちなみにその前年は11位だったので、かなりのジャンプアップです。
コロナ禍に重なりはしましたが、あまりの多忙ぶりに、米倉さんはオスカー時代から頼っていた敏腕マネージャーの男性に“一緒に働こうよ”と声を掛けるようになったのです」
21年10月期には、米倉の代表作である『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の新シリーズが、2年ぶりに復活。この陰にあったのが、前述の“敏腕マネージャー”だった。テレビ朝日関係者が言う。
「オスカーで長年チーフマネージャーを務めていたという男性が、1年遅れで米倉さんの事務所に入ったのです。
『ドクターX』は米倉さん演じる大門未知子の決め台詞“私、失敗しないので。”で知られるドラマですが、米倉さんはひとつの役柄のイメージがつき過ぎることを嫌い、続編に難色を示していたといいます。
それでも絶対に高視聴率が見込めるキラーコンテンツなので、テレ朝サイドとしては何としても制作したかった。一度は続編の話が立ち消えになりつつも、局と米倉さんの間を取り持ったのが、この男性マネージャーだったんです」