女優・広末涼子(42)とW不倫騒動の渦中にいる鳥羽周作シェフ(45)が、6月29日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、現在の心境を赤裸々に吐露。傷つけた双方の家族に「申し訳なかった」と謝罪している。
しかし、「東京家族ラボ」代表で、『壊れかけ夫婦のトラブル、解決します』(マガジンハウス)などの著書がある家庭問題の専門家・池内ひろ美さんは、鳥羽シェフの「根本的な姿勢」に疑問を呈した――。
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鳥羽シェフは『週刊文春』の6月8日発売号で広末とのW不倫を報じられると、一度は取材に対して関係を否定。しかし、14日になって自身のツイッターを更新すると《報道された内容は、概ねその通りです》と記した上で、《ご迷惑をおかけしたすべての方々に心よりお詫びいたします》と謝罪文を掲載し、以降は沈黙を守っていた。
今回、同誌の取材に姿を見せた鳥羽シェフは、第一声で「全面的に申し訳なかったと言いたいです」と謝罪の言葉を漏らしているが、池内さんがまず気になったのは、取材時の鳥羽シェフの「Tシャツにハーフパンツ」という服装だったと指摘する。
「取材では“ゼロからのスタート”と述べていましたが、謝罪、覚悟の意を示す際にTシャツにハーフパンツというのは……。ファッションは自分の主張ですから、その人の姿勢が出ますよね。誌面に載っている言葉は一見丁寧なのですが、言葉と服装の整合性がとれていない印象です」(池内さん、以下同)
そんな鳥羽氏の手がけるレストラン「sio」は、コースが1万円(税抜)からという高級店。お絞りは1本1000円するタオルを使用し、食器や内装も一流のクリエイターを起用するなど、こだわりの詰まったミシュラン1つ星店だ。過去には自身も来店したことがあるという池内さんは、一流をウリにする店を鳥羽シェフが経営しているからこその疑問も感じると話す。
「私も『sio』に行ったことがありますが、全体的にこぎれいで、ドレスコードこそないものの、男性なら襟付きのシャツで来店するのが基本といった雰囲気です。また、フレンチなのに香水の着用はご遠慮頂きたい、といったこだわりも印象に残っています。
要は、お客さんに”大人”の方が多く、ハーフパンツにサンダル履きの人が来るようなイメージのお店ではありません。40代のいい大人であり、経営者として責任のある立場の方が、なぜ、この格好で謝罪や覚悟を口にするの? と思ってしまいます」