来年2024年は、俳優の反町隆史(49)が1994年に俳優デビューしてからちょうど30周年のアニバーサリーイヤー。それに連動するかのように、このところ反町をドラマで見る機会が増えている。
「2022年7月クールに綾野剛さん(41)主演の『オールドルーキー』(TBS系)、今年1月クールの竜星涼さん(30)主演の『スタンドUPスタート』(フジテレビ系)にそれぞれレギュラーキャストとして出演していましたよね。
また、2024年1月クールにテレビ朝日の木曜21時、米倉涼子さん(47)の『ドクターX』でおなじみの枠で、黒岩勉氏脚本作品の主演が内定している、という話も聞こえてきていますよ」(ドラマ制作会社関係者)
そんな反町だが、2024年、アニバーサリーイヤーにふさわしい文字通り“スペシャル”なドラマの企画が動いているというのだ。
「実は、1998年放送の主演連続ドラマ『GTO』(フジテレビ系)が、来年4月にスペシャルドラマとして帰ってくる――と、聞こえてきています。どうやら、今年9月頃から撮影に入るそうですよ。当時24歳の反町さんが演じた元暴走族リーダーの破天荒教師・鬼塚英吉が、大人の渋みを増して帰ってくるわけですね」(前同)
『GTO』は、藤沢とおる氏による同名漫画が原作の学園ドラマ作品。ドラマ版は舞台が中学から高校になっているのを筆頭に、原作と別物状態ではあるが、シナリオのクオリティや反町のワイルドな魅力から平均世帯視聴率28.5%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)の大ヒットを記録。1999年にはSPドラマと劇場版も公開され、こちらも話題となった。これが25年ぶりに復活するということだ。
「生徒をクズ呼ばわりする教頭(中尾彬)を回し蹴りで蹴り飛ばしたり、両親の夫婦仲が冷え切っている生徒の家に突撃して、夫婦をさえぎる部屋の壁をハンマーで物理的に破壊して、和解に導くシーンなどは実にワイルド。
“人生にリハーサルなんて無ぇんだよ!”“愛はな、品定めじゃねぇんだよ!”など、文字にするとクサい説教も、反町さんが言うと男気があってとても説得力がありましたね」(同)