毎週、水曜日に放送されお笑いファンからは高い評価を受けている『水曜日のダウンタウン』(TBS系・22時~)。そんな人気番組に準レギュラー格として頻繁に登場するのが、安田大サーカスクロちゃん(46)とお笑いコンビ・鬼越トマホーク金ちゃん(37)と坂井良多(37)だ。

 そんな3人だが、クロちゃんのYouTubeチャンネルで6月17日、『【業界へ提言】水ダウに影響されたタチ悪い番組』を公開。24日には後編である『【業界へ提言】ドッキリ番組の闇』を配信している。

 その動画内でクロちゃんらは、「『水ダウ』に影響を受けた雑なバラエティ番組が地方局に多い」とキレ気味に批判を大展開したのだ。実際、この問題は現在、テレビ業界で話題になっているのだという。民放キー局でバラエティ番組の制作するベテランディレクターが語る。

「テレビ局のバラエティ番組担当者の間で『水ダウ』は一つの金字塔となっています。

 ダウンタウン松本人志さん(59)が、 “BPO(放送倫理・番組向上機構)かギャラクシー賞(優れたテレビ番組を選定する賞)”と番組内で語ったように、その振り切ったスタイルに憧れるテレビマンは局を問わず多くいる。しかし、一方で雑なパクリ番組を生み出したという罪な一面も『水ダウ』にはあります。それを今回、タレントが自ら暴露したわけです」

『水ダウ』で様々なドッキリ企画の餌食となり憂き目を見てきた3人だが、その3人をもってしても酷いと感じたパクリ番組が地方局にはあったようだ。