7人組ボーイズグループ「BE:FIRST」のドキュメンタリー映画『BE:the ONE』が、8月25日に全国公開されることが明らかになった。
今作は2021年に行なわれたメンバー選考のためのオーディションの様子から現在に至るまで、2年間の密着取材の様子が収められた作品だ。しかし、これに気が気でないのが、ジャニーズ事務所社長・藤島ジュリー景子氏だという――。
AAAのSKY-HI(36)が私費から1億円以上を投じて行なったオーディション『THE FIRST』で結成されたBE:FIRST。同年8月にシングル『Shining One』でプレデビューし、11月には『Gifted.』でメジャーデビュー。主要チャートで1位を記録し、“デビュー即紅白出場”も噂されていた。
芸能プロ関係者は話す。
「実際に21年の紅白は“当落線上”だったようですが、他グループとの兼ね合いもあって落選。“他グループ”とは、ジャニーズグループと目されています。
21年の紅白で、ジャニーズは前年の6グループから1枠減の5グループが出場。ここにもしBE:FIRSTが食い込んできたら、ジャニーズからさらに1枠減らされていたかもしれない。前年からいきなりジャニーズ枠を2枠削り、BE:FIRSTを出場させるのはNHKとしても難しかったのではと……」
BE:FIRSTは22年、2ndシングル『Bye-Good-Bye』、1stアルバム『BE:1』をリリース。『Bye-Good-Bye』は第64回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞するなど大躍進を見せ、年末の紅白歌合戦ではついに初出場を果たした。
同年9月から行なった全国ツアーは、翌23年1月までに全国18箇所25公演を成功させたほか、4月にリリースされた3rdシングル『Smile Again』のミュージックビデオは、すでに1000万回再生を突破と大人気グループへと急成長を遂げている。
「BE:FIRSTは歌もダンスもクオリティが高く、Kポップグループとも互角に渡り合える。そのため、感度の高い音楽ファンを含めて、幅広い層に支持されています。
人気はすでに定着していて、トップグループとして安定期に入ったとさえ言える。一般の人にも刺さるであろうドキュメンタリー映画は、その人気に拍車をかけることになりそうです」(レコード会社関係者)