坂口健太郎(31)主演の日曜ドラマ『CODE-願いの代償-』(日本テレビ系、22時30分~)が7月2日に放送スタート。初回の平均世帯視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と少々物足りない数字だが、坂口の魅力を引き出す演出や、戦略的なネット配信などから、今後の伸びが期待できそうだ。

 このドラマは、台湾で2016年に映画、2019年にその続編となるドラマがヒットした『CODE悪魔の契約(原題:浮士德遊戲)』が原作。不審な事故で恋人を失い、絶望の淵に落ちた刑事・二宮湊人(坂口健太郎)が、その死の真相を追い求める中、どんな願いもかなえる謎のアプリ、“CODE”を手にしたことから展開するクライムサスペンス。

 第1話の内容は以下。神奈川県警暴力団対策課の刑事・二宮は、岡山組が覚醒剤の取引を行うという情報を入手。ボウリング場で白い粉が詰まったアタッシェケースを押収し、組員たちを現行犯逮捕する。しかし、そのアタッシェケースは、組長がボールを投げて転んだとき、大学生・仲川悟(宮世琉弥/19)に取り替えられたものだった。

 その後、交際5年の記念日に、鑑識課で働く恋人・七海悠香(臼田あさ美/38)から妊娠したことを告白され、二宮は意を決してプロポーズ。幸せな気持ちでいっぱいの中、悠香に鑑識課から呼び出しの連絡が。二宮に車で署に送られ、ひき逃げ事件のデータをチェックした悠香は、森本という人物に呼び出されてエレベーターに乗るが……という展開。

 恋人がエレベーターの落下事故で亡くなるなど、衝撃的な展開が続く、全体的に暗い雰囲気のドラマながら、ツイッター上では「笑みを浮かべる健太郎、悲しみに暮れる健太郎、怒りに震える健太郎がたまらん」「坂口くんに負荷をかけたり困らせたり苦しめたい(そういう顔を見たい)と思う制作サイドは少なくないんだろうな」など、坂口への反響が大きかった。