ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題は、今年3月にイギリス公共放送のBBCがドキュメンタリー番組『J-POPの捕食者:秘められたスキャンダル(Predator:The Secret Scandal of J-Pop)』を放送して以降、芸能界を揺るがすほどの騒動へと発展。7月に入っても、収まるどころかより大きくなりつつある――。
毎週のように元ジャニーズJr.が顔出しで『週刊文春』(文藝春秋)などに過去の被害を告発する中、俳優で音楽家の服部吉次氏(78)が7月4日と5日発売の『日刊ゲンダイ』に8歳のときにジャニー氏から受けた被害を告白。
吉次氏は『別れのブルース』、『東京ブギウギ』、『銀座カンカン娘』などの和製ポップスで知られる国民栄誉賞受賞作曲家・服部良一氏(享年85)の次男で、兄は『ザ・ベストテン』や『クイズ100人に聞きました』(ともにTBS系)のテーマ曲などを手掛けた作曲家の服部克久氏(享年83)だ。
父・良一氏とジャニー氏に親交があり、いつしかジャニー氏は「服部家」に出入りするような存在に。そういった経緯もあり、吉次氏は8歳の頃から約2年半にわたってジャニー氏と“関係”を持っていた、持たざるを得なかったと決意の告発を行なった。
「吉次氏の告発もあり、今まで以上にジャニー氏の件は問題視されるでしょうし、しばらく解決に向かっていくとは考えられないですね。
ジャニーズ事務所が揺れに揺れている一方、滝沢秀明さん(41)が3月に立ち上げたエンターテインメント会社『株式会社TOBE』は、ド派手で華麗な立ち回りを演じていますよね」(ワイドショー関係者)
■元キンプリ平野&神宮寺、IMPACTorsも“合流”か
「TOBE」は7月2日にYouTubeの生配信を行ない、元V6の三宅健(44)が“合流”することを発表。翌3日、滝沢氏はツイッターの音声配信機能「スペース」で「7月7日19時にYouTubeでまた生配信をやりますので、よろしければみなさんも見てください」と、YouTubeライブ第2弾を開催すると表明した。滝沢氏は7日の早朝にもTikTokライブを行ない、再度、同日19時からのYouTube生配信を告知していた。
「TOBE」の公式YouTubeチャンネルにはライブ第2弾の配信予定と画像が表示され、黒い背もたれつきの椅子が2つ並べられた。さらに、6日の夕方には18秒間の新たな動画がアップされ、その2つの椅子には、2人の人物が座ったのだ。
顔は映らず、椅子に座るのも後ろ姿だったのだが、髪型を含めてそのシルエットは、5月22日にKing&Princeを脱退し、ジャニーズ事務所を退所した平野紫耀(26)と神宮寺勇太(25)に見えるのだ。
《これが彼らの続きなんだなあ》《明日やっっと2人の姿が見れて声が聞けるって思ったら涙止まんないし笑顔溢れちゃうっっ じぐひら芸能界続けてくれてありがとう》などなど、動画のコメント欄は両者であることを確信しているファンのメッセージで溢れている。
芸能プロ関係者は言う。
「実は滝沢さんがジャニーズ事務所を退所する際、“タレントの引き抜きはしない”という密約が交わされたそうなんですが、すでに三宅さんの段階で引き抜き的なことが行なわれていますし、7日午後7時には平野さんと神宮寺さんが合流を発表するのはもはや確定的です。
さらに5月25日に退所したJr.内ユニット・IMPACTorsは東京・杉並区の音楽スタジオで新曲を3曲収録済みで、『TOBE』が制作費を持っているとも聞こえてきており、彼らの合流も間違いないでしょう」