6月29日、東京ドームでのライブ『Bye-Bye Show for Never at TOKYO DOME』をもって解散したWACK所属、年齢非公表の6人組ガールズグループ・BiSH。その元メンバーたちが、早くも新たな活動をスタートしている。

 そんななか“バラエティタレントとして活動する”と宣言したのは、大手芸能プロダクション・ホリプロに移籍したハシヤスメ・アツコだ。エンタメ誌ライターが話す。

「高校時代は読者モデルを務め、メガネがトレードマークのスレンダー美女・ハシヤスメさんですが、お笑いが大好きでライブではコントがお馴染み。解散翌日の6月30日、早速、朝のバラエティ番組『ラヴィット!』にゲストとして出演すると、いきなりビリビリ椅子の罰ゲームを食らうなど、バラエティタレントとしての洗礼を受けました。

 また7月5日には、昼の情報番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)にも出演。解散ライブ後の打ち上げ会場を自ら用意させられたという不満を明かし、“ぶっちゃけ”キャラとしての片鱗も見せるなど今後、大活躍を期待させます」

 こちらも大手芸能プロダクション・ワタナベエンターテインメント所属となったのはモモコグミカンパニーだ。BiSHでは作詞を手がけ、『御伽の国のみくる』(河出書房新書)を出版するなど小説家としても活動中の彼女だが、今後は執筆活動を中心に“文化人”としてメディア出演する予定だという。

 同じく文化人としてアートの世界に足を踏み入れたのはリンリン。”無口担当”と言われるほど口数が少ないが、芯の強さは人一倍。母も姉も美術を学び、曽祖父は着物に絵を描く人物というアート一家に育った彼女は、「MISATO ANDO」名義でアート作品の制作を中心に活動していくと発表した。

 一方で、音楽活動を継続させる者もいる。アユニ・Dは、個人事務所「株式会社 浪漫惑星」を設立。解散後24時間も経たないうちに、それまで活動休止していた、自身がベース・ボーカルを務めるバンドプロジェクト・PEDROを電撃復活させた。

 BiSH時代と同じくWACK所属のままソロ活動を継続するのは、アイナ・ジ・エンドセントチヒロ・チッチ

「ダンス経験があり、グループで数多くの振り付けを手がけたアイナさんは、これまで発表したソロ曲の作詞、作曲を全て自身が担当。音楽活動はもちろん、10月公開の映画『キリエのうた』では映画初主演も務めます。

 アイドル好きのセントチヒロさんは、銀杏ボーイズとサンボマスターが音楽の原点だといい、常に目標を立てる努力家です。今後はソロプロジェクト・CENTとして活動し、8月にはファーストアルバムの発売も決定しています」(前同)