7月6日、フェイスブックやインスタグラムを運営するアメリカの「メタ」社が、新たなSNSアプリ『Threads(スレッズ)』の提供をスタート。ツイッターの地位を脅かす勢いで、普及し始めているという。

 ちなみに、ツイッターを所有している米X(元ツイッター社)の米富豪イーロン・マスク氏は“旧ツイッター社のスタッフがスレッズ開発を手伝った”として提訴の構えを取っている、と7月7日に『BBC』で報じられている。

 同報道によると7月6日時点で、すでに3000万人以上がスレッズに登録しているとのことだ。

「インスタグラムとツイッターを足して2で割ったようなインターフェイスをしています。実際、スレッズはインスタグラムのアカウントがなければ利用することができません。その代わり、相手がスレッズのアカウントを持っていれば、《インスタでフォローしていて、スレッズではまだフォローしてない人》のリストが出てくるのも、ありがたい仕様。

 それも気軽さにつながっているのでしょう。日本でも、多くの芸能人が我先にと利用を開始していますね」(エンタメ誌編集者)

 たとえばインスタグラマーとして997万フォロワーを誇る渡辺直美(35)は、スレッズでもフォロワー数31万人(8日8時時点=以下同)をはやくも記録。

《え! 気付いたらフォロワーいっぱいでテンパってるwww登録したままにしてましたが、今日からいろいろ投稿して行きます!》

 という初投稿には、1.4万いいねもついていた。

 そのほかにも、有吉弘行(49)がフォロワー数14.6万人、YouTuberのヒカキン(34)がフォロワー数6万人、藤田ニコル(25)が9.7万人という数字になっている。

本田翼さん(31)に、“みちょぱ”こと池田美優さん(24)に、ディーン・フジオカさん(42)などなど、挙げたらキリがありません。瞬く間に普及しているのが分かります。

 そして、このスレッズが従来のツイッターに代わって芸能人にとって楽園になるのではないか――と、期待されているといいます。“芸能人が多くて楽しい楽園”ではなく“SNS戦略をする芸能人にとっての楽園”という意味ですね」(前同)