■橋本環奈「いいコメント見たいから見てるのに…」

 昨今の芸能人は、そのほとんどがツイッター、インスタグラム、TikTokなどSNSを活用している。「なぜ○○はSNSをやらないのか!?」という趣旨の記事も珍しくなく、もはやSNSをしていない芸能人の方が少ないレベルだ。

「ここで問題になってくるのがツイッターです。インスタやTikTokは写真やおもしろ動画を投稿する必要がありますが、ツイッターは文字だけでもいいので気楽に始められる。利用者も多くて、リツイートによる拡散力も段違いです。SNSにそこまで関心のない芸能人なら、まず最初にツイッターを使いますよね。

 ところが、このツイッターでさえ、本当はやりたくないのを仕事のためにやむをえず使っている芸能人が意外と多いといいますね」(前出のエンタメ誌編集者)

 ツイッターには良くも悪くも圧倒的な拡散力がある。告知やPR活動をするにはうってつけであることは確かだ。

 一方、ツイッターには常に理不尽なバッシングのリスクがつきまとうことでも知られている。

「“犬が好き”と投稿したら“猫好きな人を無視するな!”という言いがかりが返ってくる――あまりにも酷いですが、そうしたことは現実的によく起きていますよね。しかも、アカウントに対して直接批判コメントをする人も多いので、嫌でも目に入る。こうした悪意に満ちた反応に、精神的に参ってしまう人が芸能人に限らず多く、社会問題となっていますよね」(前同)

 たとえば女優の橋本環奈(24)とタレントの最上もが(34)は、「いいコメント見たいから見てるのに……。”気にしなきゃいいじゃん”という人もいるじゃないですか。じゃあ、言われてみてとも思いません? 気にしないようにはしてるけど、傷つくよね」(橋本)、「なんで芸能人は傷つけていいと思ってるんだろうと結構思っちゃう」(最上)と、2019年に『ボクらの時代』(フジテレビ系)にてコメントしていたこともあった。