7月10日発売の『文藝春秋』(文藝春秋)には、放送作家の鈴木おさむ氏(51)が執筆した小説『0909 ~そして、みんなで、あの日に、ピース~』が掲載され、注目を集めている。

「文中では“デビュー間もない6人組のグループ”とされていますが、言うまでもなくこれはSMAPのこと。

 鈴木さんが放送作家を担当していたSMAPの伝説の番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)のスタート当初や、開始直後に現オートレース選手の森且行さん(49)の脱退が発表された際の出来事などを振り返った小説です。SMAP好きなら見どころしかない非常に面白い作品なので、詳細はぜひ手に取って読んで欲しいですね」(ワイドショー関係者)

『0909』では『スマスマ』までアイドルグループがメインのゴールデン番組はなかったこと、それだけに局にとっても大きな賭けだったこと、初めて6人そろったときは終始笑顔で会議が進んだが、その直後に森選手が脱退・ジャニーズ退所の意思を明かしたことなどが情景たっぷりに記されている。

 内容の一部が先行公開された9日配信の『文春オンライン』の記事には、

《鈴木おさむさんはこの小説を書くことでSMAPの復帰の道の可能性の一つを作っているんじゃないかと思っている》
《あらゆる偶像が大衆化していく過程で誕生した最後の国民的アイドルグループだったのだろうね。。》
《凄いファンで無くても彼達の番組を楽しみにしてたので良いグループだったので関心あります》

 などと、『Yahoo!ニュース』配信の同記事には多くのコメントが寄せられていた。

「SMAPは2016年末に解散してから6年半が過ぎた現在まで根強く復帰待望論が出ていますが、このところ、それが加速している感がありますよね。今年に入って、非常に大きな第一歩をフジテレビが実現したことが、特に影響しているでしょうね」(前同)