■現役ジャニーズが「今の日本にSMAPは必要」

 SMAPに次ぐ国民的アイドルグループ・は、2020年いっぱいで活動休止に入り、2023年の半分が過ぎた今も、活動再開の気配は全くない。

 前出のワイドショー関係者が続ける。

「SMAPや嵐に続く存在としてKing&Princeが期待されていましたが、今年5月22日に平野紫耀さん(26)、岸優太さん(27)、神宮寺勇太さん(25)が脱退。永瀬廉さん(24)と高橋海人さん(24)の2人組ユニットになってしまいました。ジャニーズでは、Snow Manも頭角を現しつつありますが、SMAPと比べられるかと言うと、まだまだでしょう。

 そんな国民的なグループが不在の時期だからこそ、よりSMAPに“飢えている”ところもあるのかもしれませんね」

 SMAPの再集結を望むジャニーズタレントもいる。Kis-My-Ft2は特にSMAPの寵愛を受けていたグループだったが、7月1日放送のラジオ『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送)で、キスマイの藤ヶ谷太輔(36)が「今の日本にSMAPは必要」とまで主張する場面があった。

 リスナーから“90歳の母親は『スマスマ』の第1回からすべて録画していて、死んだら棺桶にそれを入れて欲しいと言ってくる”というメールが届くと、藤ヶ谷はキスマイの知名度が上がった大きなきっかけはSMAPだった、と回想。

 そのうえで、「今でも好きだね、SMAP。僕がこんなこと言うのあれだけど、再結成してほしいよね。望んでます」

「今まで言わずにいたけど、お前が言うんかいってなるかもしれないけど、SMAP再結成どこかでって思ってますよ。SMAPは必要ですよ、今の日本には、世界にはって」

 と、アツく語ったのだ。

「現在、ジャニーズ事務所は創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)の加害が世間で大問題となっています。また、滝沢秀明氏(41)が立ち上げた『TOBE』に三宅健さん(44)や元キンプリの平野さん、神宮寺さん(25)が合流したりと、ジャニーズ事務所の弱体化が著しい。それだけに、木村さんがジャニーズに所属したままでも、以前と比べるとSMAPの再集結のハードルが低くなっているのではないか……と思えてきますね」(前出のワイドショー関係者)

 中居と香取の再会で1つの壁を越えた感がある「SMAP再集結」。楽屋では木村と草なぎの再会もなされている。そして現役ジャニーズからも飛び出す熱望論――機は熟してきているように感じられるが……。