■服部吉次氏は8歳のときの被害を告白し……

 アメリカ・ペンシルバニア州立大学のアメリカンフットボール部のアシスタントコーチだった男は、1994年頃から15年以上にわたって少なくとも10人の少年に性的虐待を行なっていた。被害に遭った少年の年齢は8歳から17歳。男は行為について否定したものの、その主張は通らず、2012年に最短30年、最長60年の懲役という判決を受けている。

「俳優で音楽家の服部吉次氏(78)が7月4日と5日発売の『日刊ゲンダイ』に、8歳のときからジャニー氏に被害を受けていたと告白。合宿先の軽井沢の別荘では服部氏の友人にも手を出していたと明かしました。70年前から被害を受けていた子どもが複数いたということです。

 ジャニー氏がやっていたことが罪に問われれば、欧米であれば一気に社会的地位は失墜し、終身刑レベルの判決を受けることになるはず。それぐらいとんでもない犯罪行為だということですよね。しかし、ジュリー社長は記者会見さえもやろうとはしない。

 ジャニーズ事務所は第三者委員会的な役割を担う『再発防止特別チーム』を設置しましたが、ここに対応を投げっぱなしとも思えてしまうほど。このままうやむやにして逃げ切ろうという姿勢にさえ見えてきますが、ついには国連も動き出したわけで……。このままで済むとは到底思えないですよね」(前出のワイドショー関係者)

 ジャニー氏の加害問題は、国際的な問題へと発展しようとしている――。