■東南アジアを制したアーティストは世界を制す
前出の芸能プロ関係者が続ける。
「K-POPアーティストは韓国市場のみならず、最初から海外進出を狙って戦略を練っているんです。それは韓国市場が小さいという理由もありますし、日本、そして東南アジアを制したアーティストは、アメリカ、世界市場での活躍も期待できると言われているからでもあります。
アメリカでも成功を収めたBTSをはじめ、SEVENTEEN、Stray Kidsなどの新進気鋭のK-POPアーティストも韓国や日本のみならず、東南アジアで絶大な人気を誇っています」
2.7億人の人口を誇るインドネシアや1.1億人のフィリピンなど、東南アジアはエンタメ業界にとっても狙うべき巨大なマーケットなのだ。
「東南アジアで支持を得られればSNSのフォロワー数、YouTubeの再生数などの桁が変わってくるほどなんです。ジャニー氏と海外での成功を誓った平野さんも、まずは東南アジアで人気になるような戦略を取る可能性が高い。
平野さんは目鼻立ちがくっきりとした超イケメンで、ダンスも得意。歌も演技もたしかで、世界でも戦っていける武器を多く持っていますが……海外で勝負していく際に、強力なライバルとなるK-POPアーティストに比べると、1つだけディスアドバンテージ、不利な点があると言われています。それは、身長が高くはないということ。その“難題”がのしかかってくることになるのではないかと懸念されているといいますね」(前同)