■「『キングオブコント』に向けての僕らのあがきを見てもらいたい」
――『キングオブコント』が終わってから、テレビで活躍する機会が増えましたよね。朝のバラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)のサイレントネタで勝負する『しゃべらないー1グランプリ』も、おもろかったです。
本間・伊藤 ありがとうございます!
――今後もサイレントネタに挑戦してみたいですか?
本間 あれはたまたま、「しゃべらないネタありますか?」って言われて。あのネタは動きが大きいから、しゃべりがなくても分かりやすく伝わるんじゃないか、と思ってやったので……あんまり、進んでサイレントをやりたいとは思わないです。
伊藤 やっぱり、大きい声を出したりしないとあまりウケないんです。縛りの中でやるのは楽しいですけど、そもそもはしゃべりたい。
本間 でも、あのサイレントを褒めてくれる人は多くて。進んでしゃべらない路線にはいかないですけど、ただ正直嬉しいです。しゃべらないで表現できていたのが、表現力の自信になりました。僕らは大きな声を出して、圧をかけないといけないと思っていたので……しゃべらないで表現できたことは、プラスでした。サイレントをやりたいとは思わないですけど、ああいう縛りがある大会があったら、これからも進んで参加したいです。
――サイレント以外のジャンルで、やってみたいものはありますか?
中嶋 コントで死体役をやることがあるんですけど、たとえば、1回のライブの5本のコントずっと死体で、2人にずっと笑いをとってもらう、とか。
本間 ……ちょっと面白いかも。5本全部死体か。
――バーベキュー(※冒頭からずっと死んだフリをする)がちょっと近いですね。
中嶋 そうそう。そんな感じです。
――1回のコントライブで全部死体役だったら、面白いですね。3本目くらいから、「あ、こいつ全部死んでいるんだな」みたいにお客さんは気づくんですよね。
伊藤 ですね~。そのときのギャラって、三等分なんですかね……?
中嶋 そりゃそうだよ!
――いよいよ単独ライブ「高円寺リベンジ」が近づいています。あらためて見どころを教えてください。
本間 この単独ライブまでネタ作りですごくあがきまして。それで、このライブの結果を踏まえて、今年の『キングオブコント』でやるべきネタを精査しようと思っているので。その最後の、『キングオブコント』に向けての僕らのあがきを見てもらいたいです。
それで、その後で3人で話し合って、『キングオブコント』でやるネタを決めて、そこから腹を決めてブラッシュアップしていく。『キングオブコント』前の、最後のあがきを見ていただきたいと思っていますので、今のうちに、今の僕らを見た方がいいです!
伊藤 以下同文です。
中嶋 びっくりしました!僕がしゃべっているのかと思った(笑)。
本間 あとは、配信です。会場は席が埋まって去年のリベンジに成功したので、次は配信チケットをお客さんにたくさん買って頂いて、ぜひ僕らを見て下さい。