■絶賛の声ばかりだが

 1月16日放送の第1話は、大臣就任後初の政治資金パーティーが行われ、鷲巣が招待客の対応に追われていると、妻・可南子(井川遥/46)から、中学生の息子・泰生(白鳥晴都/15)が何者かによって歩道橋から突き落とされ、意識不明の重体だと知らせが入る。

 翌日、犬飼は亨を呼び出し、泰生がケガをしたのは「事故」だと言い出す。納得しない鷲巣に犬飼は、猿岡建設から300万円の不正献金を着服したとことを暴露すると脅す。鷲巣には覚えのないことで、犬飼の指示で政策秘書・虻川(田口浩正/55)らが仕込んだことだった。

 犬飼と泰生を襲った犯人への復しゅうを誓った鷲巣は、犬飼の周辺を探っている週刊誌の記者・熊谷(宮澤エマ/34)に接触し、虻川の私設秘書・蛍原(小野花梨/24)へのパワハラ・セクハラを暴露するよう持ちかける。それは、虻川を罠にハメることで、犬飼を窮地に追い込むという作戦だった。

 視聴者のツイッター上の反響は、「1話目からガッツリ心つかまれた! 震えるほど面白かった!」「胸クソ悪さからのスカッとする勧善懲悪。日曜劇場かと思ってしまうね。脚本が素晴らしいのはもちろんだけど、それ以上に草なぎくんの演技がやっぱりスゴい」などと、絶賛の声が相次いでいた。