2020年6月に発覚した“多目的不倫”で信用が地に落ち、地上波テレビから姿を消したアンジャッシュの渡部建(50)。2022年2月に冠ローカル番組『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)には復帰したが、それ以外のテレビ出演はいまだに叶っていない。
しかし、今年4月26日に開設したYouTubeチャンネルで、本格的に人気を取り戻しつつあるというのだ。
チャンネル名は、『アンジャッシュ渡部がいつか地上波のグルメ番組に出ることを夢見てロケハンする番組』。チャンネル名そのままに、渡部がグルメロケをする内容となっている。
7月7日にチャンネル登録者数10万人を突破。投稿動画は全6本とまだ少ないが、再生数は最低でも30万超えという人気チャンネルに成長しつつあるのだ。
「まず、編集技術の高さがすごい。渡部さんと一緒にやっているディレクターのA氏は、『ニューヨーク恋愛市場』(ABEMA)や『有吉反省会』(日本テレビ系)、『1分間の深イイ話』(日本テレビ系)などにも携わっている実力ある方。それだけに、『夢見てロケハン』の動画は、効果音やテロップの入れ方、カメラワークなどは、そのまま地上波の深夜番組に流しても違和感のないハイクオリティなものになっています」(女性誌ライター)
また、騒動前の渡部は芸能界屈指のグルメ王の地位を築いていて、食レポの対象は「予約必須の一流グルメ」が主流だったが『夢見てロケハン』は違う。B級グルメ、スナック訪問など、不祥事前とは違う渡部の魅力を引き出しているのだ。
6月30日投稿の『渡部スナックで昭和ナポリタンを喰らう【埼玉・蕨市×激ウマ・スナック飯】#6』では「『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)の取材を2、3回断っている」という店に渡部が直接交渉を行なったが、「店の名前を出さずに料理の映像だけだったら良い」と、取材に応じてくれていた。これは、渡部のイメージが回復しつつある証拠と言えるのかもしれない。
「『アド街』を2、3回断った店。1個壁を乗り越えましたね。カメラ1回も入れたことないって言ってたので……」
と、渡部は動画内で手ごたえを語っていた。