■心ないSNS投稿で体調を崩す“聖地”の店主も

 そのお店はフレンドリーな女性店主が人気で、店内では写真撮影OKという太っ腹の対応だった。前シュッツの女性誌記者が続ける。

「ただ、“動画撮影”はNGでした。それなのに、こっそり動画を撮影するファンが絶えない。さらにはSNSに投稿するファンもいて、そこに写り込んでいた他のお客様から、店へ苦情が寄せられることもあったようです。席数が少なく小さなお店なので、そういった対応で削られる時間と精神はどれほどだったのか、と推察します」

 店主は6月に更新したインスタグラムで、

《高齢の店主についても誹謗中傷や虚偽の内容がSNSに投稿され、心を痛め体調を崩しております》

 とつづり、7月の予約は制限、8月からは「未定」と明記。《店舗に直接ご来店されても入店出来かねます》という注意喚起を行なっている。

 ファンのなかでも、一部のファンのよる”暴走行為”を憂える声もある。一途なのはいいことだが、迷惑につながる行為は、かえって推しを苦しめることにもなりかねない。