俳優の堺雅人（４９）が主演を務める日曜劇場『ＶＩＶＡＮＴ』（※読み方はヴィヴァン・ＴＢＳ系）が７月１６日よりスタート。初回放送の世帯視聴率が１１.５％（すべてビデオリサーチ調べ、関東地区）、個人視聴率が７.４％だったことが明かになった。

　同作は、大ヒットドラマ『半沢直樹』や『下町ロケット』などを手掛けたＴＢＳの福澤克雄氏（５９）が演出・原作を担当したオリジナルストーリー。堺をはじめ、阿部寛（５９）、二階堂ふみ（２８）、松坂桃李（３４）、役所広司（６７）といった主演級の俳優陣がズラリと出演する。

　初回ではこれまで伏せられていたドラマの内容が明らかに。堺演じる商社マン・乃木憂助が、所属部署で起きた誤送金事件の損失を回収するため、中央アジアの架空の国「バルカ共和国」へ出向き、そこで“ある事件”に巻き込まれる――というストーリー。ドラマの終盤には嵐の二宮和也（４０）がサプライズで登場し、視聴者を喜ばせた。

※画像は『ＶＩＶＡＮＴ』の公式ツイッター『@TBS_VIVANT』より

■「連ドラの予算じゃないよね、映画だよこんなの」

　何より見た者を魅了したのがそのスケールの壮大さだろう。ＴＢＳによると、ドラマはモンゴルで２か月半に及ぶロケを敢行。首都・ウランバートルや近郊の街、チンギスハーン国際空港、北はロシアに近い第３の都市・ダルハンから、南はゴビ砂漠まで、約１０００ｋｍを縦断して撮影を行なっているという。

「装甲車が出てきたり、車を何台も潰したド派手なカーアクション、バルカ共和国の世界観をしっかりと見せるために馬、ラクダ、ヤギ、羊といった動物の数も凄まじかった。そして雄大な砂漠の画――まるで映画を見ているようなスケールで、ツイッター世界トレンド１位になったのも納得の第１話でしたよね」（制作会社関係者）

　視聴者からは、

《第一話から映画のような展開》
《事前情報ゼロで不安でしたが海外ドラマのようなスケール》
《初回どんだけ予算使ったんだろ。連ドラの予算じゃないよね、映画だよこんなの》

　などの驚きの声が上がった。