7月15日、松岡茉優(28)主演の連続ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)の第1話が放送された。主要な生徒として芦田愛菜(19)が出演することが注目を集めていたが、彼女は初回から圧巻の演技を披露。視聴者の胸を打った。

「『最高の教師』は、芦田さんにとって2022年3月19日放送の単発ドラマ『エンディングカット』(NHK)以来の地上波ドラマです。芦田さんは今年4月に大学に進学しましたが、高校時代は学業優先で、ドラマや映画など長期にわたる仕事はセーブしていましたからね。『最高の教師』については、オーディションではなく日テレ側から“どうしても出て欲しい!”と熱いオファーが送られていたそうですよ」(制作会社関係者)

『最高の教師』は、松岡演じる高校教師・九条里奈が卒業式の日(以下『1周目』)、「担任生徒の誰か」に突き落とされるが、気がつくと1年前の始業式の日(以下『2周目』)に時間が戻っていた。そこで九条は卒業式の日に自分を殺害するかもしれない「30人の容疑者」である生徒たちと向き合い、再教育するという物語だ。

 芦田が演じているのは、真面目な優等生の鵜久森叶(うぐもり・かなう)。クラスメイトから凄惨ないじめを受けていたが、1周目で九条(松岡)はそれに気づけず、叶は1学期の5月に不登校になった挙句に自死してしまっていた。

 2周目ですべてを知っていた九条は“いじめ現場を盗撮してクラス全体に『これ以上鵜久森に何かしたら動画を世間に公表する』と脅す”という強引な手段を決行。「私は今日殺される覚悟でこの教室にいます」と、毅然とした態度で言い放つ、というのが第1話のあらすじだった。