広瀬すず(24)主演の火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)が、平均世帯視聴率が8.0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、まずまずのスタートを切ったが、無理のある設定や偶然の出会いの乱発など、北川悦吏子氏の脚本に辛らつな批判の声が寄せられているようだ。

 同ドラマは、23歳の大人でありながら、まだ何者でもない浅葱空豆(広瀬すず)と海野音(永瀬廉/23)が、ひとつ屋根の下でそれぞれの“夢”を追いかけ、不安を抱えながらも励まし合い、笑い合い、時にはケンカをしながらも支え合っていく、北川悦吏子によるオリジナル脚本のラブストーリー。

 主人公の空豆は、九州の片田舎でのびのびと育った、野生児のような女性で、男勝りな性格と行動力は竜巻のよう。音と暮らすなかで、ファッションデザインに目覚めていく。一方、音は、大学卒業後、パソコンで楽曲を制作しリリースする、“コンポーザー”として成功することを目指している。

 1月17日放送の第1話は、2022年、すれ違いざまにぶつかったことで、空豆と音は初めて出会う。翌年、空豆は結婚を1か月後に控えていて、幼なじみで婚約者の矢野翔太(櫻井海音/21)に会うため上京するが、「結婚の話、なかったことにしてほしい。ほかに好きな人ができた」と告げられる。