■「ジャニーズ事務所に入って変わった」と吐露

 永瀬は前述の『MORE』のインタビューのなかで、

《振り返ると僕の人生はチェンジだらけ。幼稚園で3回、小学校で3回、高校で1回……転校しまくっていますからね。そのせいか、子供の頃は暗かったんですよ》

《友達と仲良くなっても引っ越しで離れてしまう、ゼロからやり直すのがしんどくなって、もうええわって》

 と、転校の多かった幼少期に感じた辛さを吐露している。

「永瀬さんは親の仕事の関係で大阪、名古屋、東京、北海道などに移り住み、そのたびに転校を余儀なくされる子ども時代を過ごしたそうです。こうも引っ越しが多いと、たしかに“もうええわ”と投げやりな気持ちになってしまうのも分からなくないですよね」(前出のエンタメ誌編集者)

 そんな彼に転機が訪れたのが、中学生になった頃のことだった。

「12歳の時に母親が履歴書を送ったことがジャニーズ事務所へ入るきかっけだったそうです。その後の心境の変化を、永瀬さんは同誌のなかでこんな風に語っています」(前同)

 永瀬は、転校が多いばっかりにともすると人間関係に億劫さを抱えていた幼少期からの自身の心境の変化を、

《そんな僕が変わったのは中学生になってから。ジャニーズ事務所に入って、さまざまな経験をしたのがきっかけなのかな》

《経験を積んで手に入れた今の自分はバランスがいい。どこでも誰に対しても“素直”に向きあえる自分がいる。いい意味で“めっちゃラク”なんですよ》

 と語っているのだ。