■永瀬が抱く「変化」への思い

 そして、同誌のインタビューの最後には、《(いい意味でラクになれたからこそ)今はチェンジしたいとは思わない》《むしろ、今のこの状態を維持していけたらええなって。僕にとって“変化”とは“面倒くさいもの”》との言葉で締めくくっている。

「小さな頃からたくさんの環境の変化を経験してきた彼だからこそ、変化することに伴うプラスもマイナスも分かり尽くしているはず。その上で、平野さん、神宮寺さん、岸さんの3人が“キンプリを抜ける”と告げてきた後も、彼は高橋さんとともに2人でキンプリを守り続けていく決断に至ったのでしょうね。

 3人がキンプリを脱退すると公にしたのは昨年11月。話し合いはその1年前の2021年からしていたといいますから、『MORE』のインタビューからはまだ2年。キンプリの今後を5人で話し合う際の永瀬さんの思いはインタビューで吐露したものに近かったのではないでしょうか。3人が辞めても自分は辞めないで続けていく、自分を変えてくれたジャニーズでやっていく――永瀬さんの心の深層が垣間見えるようなそんな貴重なインタビューだったのではないでしょうか」(前出のエンタメ誌編集者)

 辞めた3人、そして残った2人も大きな覚悟を持って決断したのは間違いない。それぞれ前に進むことを決めた5人の、今後の活躍からは目が離せない!