■渾身のプランは横浜流星とのエキシビションマッチ⁉
ボクシングの世界で逸材であることに疑う余地はない那須川選手だが、一般視聴者からの関心がそこまで高いとまでは言えないだろう。TBSはなぜそこまで那須川選手にこだわるのか。
前出のTBS関係者は話す。
「大晦日に、エキシビションマッチという形で那須川選手の小学校の頃からの幼馴染で、先にC級プロボクシングライセンスを取得した俳優の横浜流星さん(26)との一戦を実現させようというプランがあるといいます。
横浜さんは、深田恭子さん(40)主演でTBSにて放送された『初めて恋をした日に読む話』(19年)が出世作。21年には川口春奈さん(28)が主演した『着飾る恋には理由があって』、22年は阿部寛さん(59)が主演した『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』、綾野剛さん(41)が主演した『オールドルーキー』にも出演しており、TBSとの縁は深い。
中学3年生の時には、空手の世界大会で優勝しており、その実力は折り紙付き。もちろん、世界チャンピオンを狙う那須川選手と比較すれば実力は雲泥の差ですが、あの横浜流星が髪を振り乱して、トッププロボクサーを相手に試合をするとなれば女性視聴者が食いつくのは間違いない。
局としては、一人負けの大晦日視聴率争いの救世主として、横浜さんを起用したいのです」
「那須川VS横浜」が実現されれば、エキシビションマッチとはいえ多くの関心を集めるに違いない。実現の可能性はいかほどか。ボクシング事情に詳しいスポーツ紙記者が明かす。
「横浜さんと那須川選手は互いを下の名前で呼び合う親しい仲とはいえ、お互いにボクサーと俳優というプロの道を歩む者として強くリスペクトしあっている。そして、エキシビションマッチとはいえ実力差はあまりにも歴然としている。横浜さんは那須川選手とともにリングに上がるのは、“失礼”と思うのではないでしょうか。お互いの仕事を尊重しあっているからこそ、エキシビションマッチとはいえ、オファーを受けることはないでしょう」
TBS渾身の大晦日プランは空砲に終わるのか。はたまた、大注目の一戦実現となるか!?