7月15日から日本テレビで放送されている松岡茉優(28)主演のドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』が早くも話題になっている。

 松岡演じる「3年D組」の担当教師、九条里奈が卒業式の日に教え子の手により、校舎から突き落とされる衝撃シーンから始まる本作。地面に叩きつけられそうになった里奈が、突如1年前の始業式の日へと舞い戻り、未来の自分の姿を変えんと奮闘するという筋書きだ。

 22日に放送される第2話では、里奈の旦那である九条蓮(松下洸平・36)が妻へと離婚届を突きつける緊迫のシーンからドラマはスタートしそうだ。

 スポーツ紙記者が話す。

「主演の松岡さんは8歳の時に芸能界入り。生徒役である芦田愛菜さん(19)は2011年に放送された『マルモのおきて』(フジテレビ系)でスターへの階段を駆け上がりましたし、加藤清史郎さん(21)もトヨタのCMに“こども店長”として出演したことで世にその名を知られました。子役出身俳優が繰り広げる演技合戦もドラマの魅力の一つです」

『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)らの著書があるドラマ評論家の木俣冬さんが語る。

「子役出身の俳優さんは、芸歴が長いこともあり、役作りをしっかりとした上で撮影に臨む傾向があります。実際に第1話では、芦田さんが6分に及ぶ迫真の号泣演技を見せました。今後も3人の子役出身俳優が繰り広げる演技バトルによって物語全体が緩みのないものになるのでは」