「ダウンタウンの松本人志さん(59)が9月8日に誕生日を迎え、いよいよ還暦になります。そうなると“芸能界引退”へのカウントダウンが今まで以上に現実感を帯びてきますよね」
そう話すのはお笑いプロ関係者。
お笑い界のトップに君臨する松本は、これまでも「65歳での引退」をたびたび公言。2021年1月の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で「ちょっとさすがに、65歳で辞めようと思ってる、最低でも。それまで仕事あるかわからなんけど」「あともう8年ぐらい」と話していた。
同年12月の同番組でも「何年か前から着陸態勢には入ってるからね」と一線から引く準備をしているとし、その時期について「(あと)15年は厳しいわ。まぁ65(歳)、あと7年じゃない」とコメントしていた。
2月24日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)では、「そんなに長くはもうないのよ」「早ければもう2年や。遅くても5年かな」と65歳より前の引退も示唆していた。
■浜ちゃんも「俺は元気なうちに辞めたい」と引退を示唆
相方の浜田雅功(60)も3月19日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)で、ボクシングの井上尚弥選手(30)から「引退って考えたことあります?」と質問すると、浜田は「松本さんが(引退については)チラチラ言うてるんですよ。でも、俺は元気なうちに辞めたい。そこだけはちょっと考えることあるけどねぇ。それはいくつなのかなぁって。難しいのよね」と語っていた。
「松本さんだけが引退して浜田さんがピンとして活動したり、その逆というのも考えにくい。それぞれピンで大活躍できる実力はもちろんあるんですが、ダウンタウンというコンビは特別ですからね。浜田さんも過去に番組で話していましたが、最後はなんばグランド花月でダウンタウンの漫才をやって終わっていく、そういう形になるのではないかと噂されています。
昨年4月、吉本興業の創業110周年特別公演『伝説の一日』が開催され、ダウンタウンが31年ぶりに漫才を披露しましたが、あれが実現したのも引退を意識しているからなのではないか、と言われましたよね。
テレビ界もダウンタウンの引退に向けて具体的に動き出している。7月22日から23日にかけて放送された『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)も“その日”を意識してのものだったのではないかと関係者の間ではもっぱらです」(前同)