■4年ぶりの『27時間テレビ』は大成功
今年の『27時間テレビ』はお笑いコンビ・千鳥の大悟(43)とノブ(43)、かまいたちの山内健司(42)と濱家隆一(39)、ダイアンのユースケ(46)と津田篤宏(47)の3組が総合司会を担当。
すべてのパートで13~49歳のコア層、個人全体、世帯が同時間帯横並びトップとなる高視聴率を記録。関連ワードが次々とトレンド入りするなど、4年ぶりの復活は大成功を収めた。
22日のゴールデンタイム(19時~22時)は、コア視聴率6.8%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率5.6%、世帯視聴率8.2%を記録。翌23日もゴールデンタイムを中心とする18時30分から21時54分の時間帯でコア7.8%、個人6.5%、世帯9.5%を記録。
1週間のうちで最も高いコア視聴率を取ることで知られる『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)を筆頭に、日曜劇場『VIVANT』(TBS系)、『世界水泳』(テレビ朝日系)、NHK大河ドラマ『どうする家康』といった人気番組がひしめき合う中、『27時間テレビ』のコア視聴率は断トツトップとなったのだ。
「お笑いプロダクションは数多ありますが、一番大きいのが大阪の吉本興業ですよね。ダウンタウンはお笑い界のトップですが吉本のトップでもある。その2人の引退後にどうするのか、ということですよね。今でさえレギュラー番組を多数抱えていますからね」(前出のお笑いプロ関係者)
■「次のダウンタウン」は千鳥&かまいたちで確定か
コンビでは『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』と『ダウンタウンDX』(ともに日本テレビ系)、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に出演。
松本はピンで『人志松本の酒のツマミになる話』、『まつもtoなかい』(フジテレビ系)、『クレイジージャーニー』(TBS系)に、浜田は『オオカミ少年』と『プレバト!!』(ともにTBS系)、『ジャンクSPORTS』に出演している。
加えて、『お笑いの日』(TBS系)、『IPPONグランプリ』、『人志松本のすべらない話』、『まっちゃんねる』、『FNSラフ&ミュージック〜歌と笑いの祭典〜』(すべてフジテレビ系)など、特番のメインを張る機会も少なくない。
「松本さんと浜田さんの引退後には“次のダウンタウン”が必要になってくる。テレビ業界でもそういう話がされていますが、やはり『27時間テレビ』で総合司会を務めた3組、特に千鳥とかまいたちしかいないのではないでしょうか。
ずっと『27時間テレビ』は、視聴率の面ではパッとしませんでしたが、今年は数字面でも内容面でも大成功。次世代の千鳥、かまいたち、ダイアンが結果を残したんです。松本さんや明石家さんまさん(68)も出演しましたが、3組が懸命に駆け抜けたことで、番組は面白くなりましたよね」(放送作家)