「嘘だろ」
そんな“彼”の口癖が聞こえてきそうな話を明かすのは、制作会社関係者だ。
「今年1月クールに放送していた嵐・櫻井翔さん(41)の連続ドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)が、来年1月クールに続編をやる方向で動いているそうなんです」
『大病院占拠』は、櫻井演じる刑事・武蔵三郎が、謎の武装集団に占拠された総合病院で戦うタイムリミット・バトル・サスペンス作品。櫻井自身が「ここまで体当たりで男臭いキャラクターは初めてかもしれない」と当時コメントしたように、これまでのスマートなイメージとは180度違う雄々しいビジュアルが話題を集めていた。前髪も、デコ出しが多い櫻井としては珍しく雑に前に下ろしていた。
「決して高くない戦闘力、“突然謎の大事件に巻き込まれてしまった妻と離婚危機の刑事”、劇中の経過時間は24時間という設定などから海外ドラマ『24』や、ブルース・ウィリスが演じるジョン・マクレーン刑事が主役の映画『ダイ・ハード』を思い出す視聴者も多かった。“嘘だろ”という口癖も、海外の刑事ドラマっぽいですよね」(前同)
その『ダイ・ハード』の続編、1990年の映画『ダイ・ハード2』は、ワシントンにあり雪に閉ざされた、クリスマスのダレス国際空港を舞台に繰り広げられた。奇しくも、『大病院占拠』“2”もそうなりそうだという。
「空港が舞台でまたしても武蔵刑事が大事件に巻き込まれてしまい、テロリスト集団との戦いに挑む――“空港占拠”のような感じになるのでは、と言われています。
『大病院占拠』の前評判はそこまで高くなく、第1話時点でもそこまでではなかったですが、結果的には大ヒット作になりましたからね。続編の企画が動くのは当然です。あまりに予想外な人気の出方だったため、当時は制作スタッフも“嘘だろ”と思ったことでしょう」(同)