■新海監督は「設定考証的にどうかな?とは制作側にお伝えはしたのですが笑」

 これまで映画好きという設定もなかったのに唐突に『秒速5センチメートル』が登場したこと、そのまま良い雰囲気になってキスをする展開に、

君の名は。のテンションで秒速5センチメートルを観るな。というか秒速の方が過去の作品だろ。それでなんで、当時子供だった2人が映画館で秒速観ようと思うんや》
《そんな会話ないだろ!!!秒速が映画館で初めて観た映画のやつすくないだろ!!!!新海誠プロップスによる歴史修正ですよ!!!》
《ドラマとは言え子供の頃初めて見た映画が秒速5センチメートルで共感出来る男女ってなんやねん。そんなん見せるのどんな親ややっちゅーねん。大体あんなの観て共感出来る様な子供が真っ当な恋愛出来る陽キャにはならんだろ》

 といった声が、SNSに多く寄せられている。

 なお、新海監督はツイッターにて《登場させていただけて感謝》としつつも、

《設定考証的にどうかな?とは制作側にお伝えはしたのですが笑、それでも、ということでしたので。嬉しいです》

 と、ドラマ放送日の夜にツイート。森に対しても《七菜ちゃんのご活躍、眩しいです!》とエールを贈っている。

 そんな『真夏のシンデレラ』の第3話の平均世帯視聴率は5.5%、個人視聴率3.3%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)だった。

『真夏のシンデレラ』は「出演者同士の空気感や視聴者の反応を反映しながら結末を決める」というプロデューサーの意向により、結末が決まっていないのだが、こんな声も――。

「第1話が世帯6.9%、個人4.0%というフジテレビの月9ドラマ枠としてはありえない低視聴率でしたが、改善する気配がないどころか悪化の一途。厳しい低視聴率に加え、猛ツッコミが入る内容面も問題視され、フジ局内でも“打ち切りもあるんじゃないか”“打ち切りになってもやむなし”という声も出始めてます。

 打ち切りになるとすると、いわゆる“俺たちの戦いはこれからだ!”みたいな曖昧で強引な終わり方になるでしょう。そもそも視聴者の数も少ないうえに不評ということで、ラストが描かれないということもありうる、ということですよね。

 さらには、主演の間宮さんにも、過去のことですが、スキャンダルが報じられてしまいましたね……」(制作会社関係者)