7月24日、森七菜(21)と間宮祥太朗(30)のダブル主演連続ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)の第3話が放送された。同回では実在するアニメ映画のDVDが登場し、それがキッカケで男女のムードが良くなる場面が描かれたが、これにツッコミの声が殺到しているという。

 第3話では仁村紗和(28)演じるシングルマザーの理沙が、水上恒司(24)演じるライフセーバーの宗佑の家で宅飲みをしていた際に、新海誠監督が2007年に発表したアニメ映画『秒速5センチメートル』のDVDを発見。「子どもの頃、初めて映画館で見たのがそれだった」と話す宗佑に紗和が「マジで!? 私も」と驚き、そこから宗佑が「やっぱり運命だな~俺たち」と良い雰囲気になり、キスをする――というシチュエーションだった。

「主演の森さんの出世作は2019年公開のアニメ映画『天気の子』で、これも新海誠作品でした。それにちなんだ役者ネタだったのかもしれません。

 しかし、『真夏のシンデレラ』のキャラ年齢は明らかになっていませんが、高めに見積もっても理沙や宗佑の年齢は公開時期に小学高学年くらい。

 2007年当時の『秒速5センチメートル』は、高い評価を誇る一方で公開はミニシアター系のマイナーな作品だったし、当時はよほどの映画好きでないと“新海誠”にそこまでのネームバリューはなかった。何より、 “子どもの頃に初めて映画館で観た作品”と盛り上がるのは非常に無理のある作品です。そのため、ツッコミが殺到してるんですよ」(テレビ誌編集者)