■グループ活動を不安視する声が絶えない

 07年11月にデビューしたヘイセイ。同年12月には初の単独コンサート『Hey!Say!JUMP デビュー&ファーストコンサートいきなり!in 東京ドーム』を開催し、東京ドームの史上最年少単独コンサート記録(平均年齢15歳7か月)を更新した。

 デビュー10周年の17年には史上初となる東京ドーム1日2回公演を実施し、年末にはNHK紅白歌合戦に初出場するなど活動は順調かと思われていた。しかし、ここ数年は今ひとつ突き抜けられない状況だ。

「グループ内では山田さんの知名度と人気が頭一つ抜き出ており、明らかにメンバー間で格差がある。今年も山田さんは4月期に橋本環奈さん(24)主演のTBS系火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』に出て話題となりましたが、他のメンバーがドラマのメイン格を張ることはありません。今後ますますメンバー間格差が広がりそうです。

 また彼らは、過去に新幹線のホームで執拗な出待ちをするといった、一部のファンによる過度なマナー違反が報じられるなど、ネガティブな面でピックアップされることも少なくない。業界内で解散説が流れることもしばしばで、グループとしての活動を不安視する声は絶えません」(前出のレコード会社関係者)

 そうした不安定な状況のなかで、WEBCM動画の再生数がまったく伸びないのを目の当たりにすると、いよいよ心配になってくるというもの。

「22年はシングル1枚、アルバム1枚のリリース。23年は5月にやっとシングルが発売されました。22年12月から23年の1月にかけてドームツアーを行なっているのが救いですが、活動規模を縮小し始めているのではないかともささやかれています」(前同)