■“地上波以外”で名前が出るだけに際立つ「不自然さ」
ワイドショー関係者は話す。
「ジャニーズ事務所が“辞めジャニの名前を出すな”なんて指示を出すことはあり得ないですが、どうしても番組サイドの忖度は発生しますよね。それだけに、『TOKIOカケル』でも番組サイドがジャニーズに忖度した可能性は考えられます。
ただ、岸さんだけはジャニーズ事務所に9月末まで籍を残しているのが影響しているのか、テレビ本編ではなく、TVer限定配信の未公開パートでは、名前が出ていましたね」
『TOKIOカケル』は収録前にTOKIO(今回は国分太一)がゲストの楽屋を訪れ、世間話をしながらスタジオまで向かう様子、収録後はスタジオから楽屋へ帰る『地上波未公開「ゲスト&TOKIOのアテンドトーク」』という限定動画がTVerで配信されている。
今回の限定動画では、国分が高橋と2人きりになるのは初めて、という話をしていたのだが、
国分「俺はでも、岸くんとは会ってたから」
高橋「ああそうか。岸くんそうですよね」
というやり取りがあり、《太一さんが岸くんって名前出してくれて嬉しかった》と、ファンを喜ばせていたのだ。
「地上波に比べるとラジオやネット限定動画は、若干緩いところがありますよね。7月22日放送の『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)でも、SixTONESの森本慎太郎さん(26)が堂々と、平野さんが誕生日のお祝いしてくれた、という話をしていました。まあSixTONESはそれが通常運転なところはありますが……。
ただ、それだけに、地上波テレビ番組での、“忖度が発生しているのでは?”と思える明らかに不自然に名前を出さない放送が、悪目立ちしてしまう感じはありますよね……」(前同)
「時には過去を振り返ってあげることでファンも安心する。自分たちの軸と芯がブレなかったら、どんな返しをしてもいつか笑ってくれる日が来る」と、今回の『TOKIOカケル』の中で松岡にエールを贈られたキンプリの2人。地上波番組で平野紫耀・岸優太・神宮寺勇太の名前が普通に放送されるのは、いつになるのだろうか――。