堺雅人(49)が主演を務めるTBS日曜劇場『VIVANT』(日曜・21時~)のTVerとTBS FREEでの初回見逃し配信がTBS歴代最高となる400万回再生越えを記録したことが、公式ツイッターで7月25日に報告された。

「モンゴルで2か月半ロケを行なうなど、地上波ドラマとは思えないスケールの大きさで話題を集めています。1話あたりの制作費は通常ドラマの3〜4倍の1億円超とも言われているものの、初回視聴率は11.5%(すべてビデオリサーチ調べ/関東地区)と、前クールに放送された福山雅治さん(54)主演ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』の初回14.7%を下回る結果に。

 一部メディアは“大コケ”などと報じていますが、現在、テレビ各局が重視している13歳~49歳までのコア視聴率5%超と高く、独占配信を行なうU―NEXTのドラマ部門でも歴代最多の視聴数となったので、制作費は回収できる見込みです」(TBS関係者)

 第1話冒頭で、堺演じる主人公・乃木がさまよう砂漠はCGを一切使用せず、モンゴルの南ゴビにあるホンゴル砂丘で撮影されたことが公式ツイッターで明かされた。第2話で乃木らが逃走用に使う地下トンネルは、大使館の」廊下部分をテレルジというウランバートル近くの街で撮影。セットで地下通路の入り口を作り、ロケ場所と合成して穴があるように見せたという。

「モンゴルロケが話題になったため、舞台となる架空の国“バルカ共和国”のシーンはすべてモンゴルで撮影していると思っている人も多いですが、意外とセットや国内ロケも多用しているんですよ」(制作会社関係者)

 第1話で爆発後に乃木らが運び込まれた病院の内部シーンは、意外にも茨城県筑西市にある廃病院で撮影が行なわれだという。

「CIAのオフィスはTBSの緑山スタジオで撮影が行なわれていますし、バルカ警察の会議室は愛知県名古屋市にある日本陶磁器センター、第2話で阿部寛さん(59)演じる野崎が手料理を振る舞った日本大使館の部屋は愛知県庁で撮影が行なわれました」(前同)