元ジャニーズ事務所副社長で、2023年3月に立ち上げたエンターテインメント会社「TOBE」社長の滝沢秀明氏(41)が、連日のようにTikTokライブを行なっている。日中、移動時のようなすき間時間にゲリラ開催することもあるが、多くは深夜や明け方。タッキーこと滝沢氏の生の声を聴けるとあって注目度が高い一方で、離脱し始める人もいるというのだ。

 滝沢氏のSNS戦略の奏功と懸念点を、複数のメディア関係者が指摘する。

「TikTokライブとは、TikTok上で行なう手軽な生配信。自分で自由に話せるのはもちろん、他の配信者とコラボしてトークをしたり、視聴者から贈られる“ギフト”(投げ銭)を競うバトルをしたりできます。タッキーのTikTokライブには無料版とサブスク版があって、サブスクは1か月900円、自動更新で720円。サブスクの方は、言ってみれば有料ファンクラブ動画のようなものですね」(別のアプリで配信を行なっている人気配信者)

 無料版では「バトル」もよくやっているタッキー。

「まず、TikTokの投げ銭機能である“ギフト”とはバーチャルアイテムのことで、100種類以上用意されています。2円から購入可能で、高いものは7万円以上。

 また配信界では、こういったギフトに対して配信者が“◯◯(アカウント名)ありがとう”と直接名前とお礼を言うのが慣習。タッキーも、配信中マメに“◯◯ありがとう!”と言っていますね。

 そしてバトルは、基本的には相手の配信者が抱える視聴者とのギフト数合戦です。タッキー自身のフォロワー数は約46万人で、数千、数万といった配信者とのバトルでは当然タッキーの連勝。ちなみにTikTokの場合、ギフトで贈られたアイテム金額の約30%が配信者に入ると言われています」(前同)