■配信で“集金”にファン「お金ないの?」
滝沢氏のカジュアルなスタンスに好感を持つファンも多いが、「どうしても“小銭稼ぎ”には見える」というのはスポーツ紙記者だ。
「元ジャニーズで、TOBEの社長ともなる人がこんなところで“集金”をすることに、“お金ないのかな?”と疑心暗鬼になるファンの声を何度も耳にしたことがあります。
また何度かコラボを見てみたという20代の女性ファンは、“見た回がハズレだったのか、相手が誰か全然わからないし、特に面白くもない。もう別に聴かなくていいや”とTikTokライブから離れたことを明かしていました」
もちろん、コラボもバトルもタッキーの自由。嫌なら見なきゃいいだけの話だが――。
「タッキーはこれまでの配信で、応援に金額の大小は関係なく、人それぞれの形でいいこと、かつ見たい人が見る、自分もやりたい時にやる、と“ゆるい”姿勢でいきたいということを明確にしています。
そんなタッキーのTikTokライブは予告なく開催され、コラボ、バトルをするかどうかも全くわからない。そういうなかで、ファンはタッキーの声を聴きたいがためにとりあえずアクセスする。深夜や早朝など、寝ている間に開催されていることも多いので、振動で起きられるようにとアップルウォッチを買う猛者もいるほどです。
もちろんコラボで楽しませてくれることもあるのですが、せっかくならタッキーの話を少しでも聴きたい、というのもまたファン心理。実際、7月28日午前5時頃から行なった配信ではそういう声が寄せられましたが、タッキー自身は“いろんな人と話ができる”とコラボに前向きなスタンスでしたね」(前同)
ファンのなかには、口にこそ出さないものの、7月7日にTOBEへの合流を発表した元King&Princeの平野紫耀(26)や神宮寺勇太(25)の動向を気にする人も多い。
「TOBE関連の話はサブスクで、ということなのかもしれません。タッキーは無料で公開しているインスタグラムやYouTubeのスクリーンショットはOKとしていますが、当然、有料コンテンツの流出は厳禁。ファンの間でもそうしたマナーは徹底して共有されており、サブスクの内容は漏れないようになっています」(前出の配信者)
7月24日には、配信中の「いいね」数が1000万を超えるなど、レベル違いの強さを見せつけているタッキー。中国最大のSNS「weibo」にも個人アカウントを開設し、TOBEメンバーを紹介しているほか、先日はTOBE公式のLINEも開設。
全方位のSNS戦略に貪欲なフットワークの軽さは素晴らしいが、そのことによって“気に入らない”と感じるファンも増えつつあるのも事実のようだ。