堺雅人(49)主演の連続ドラマ『VIVANT』(TBS系)の勢いが増してきている――。

 7月30日には第3話が放送され、物語の舞台を架空の国・バルカ共和国(撮影地はモンゴル)から日本へと移し、物語は新章へと突入。堺が演じる主人公の商社マン・乃木憂介が陰謀に巻き込まれる発端となった“1億ドル誤送金事件”の真相が明らかになるなど、多くの見どころがあった。

『VIVANT』は、堺、阿部寛(59)、二階堂ふみ(28)、松坂桃李(34)役所広司(67)といった、映画、連続ドラマ主演クラスの豪華俳優陣が大結集。『半沢直樹』をはじめ、数多くの大ヒットドラマを手掛けてきたTBSの福澤克雄氏による原作・監督のオリジナルストーリーである。

「本作はあらすじがトップシークレットでしたが、島根県でロケが行なわれていたことが放送前の7月14日に丸山達也島根県知事の口から正式に発表されていました。撮影場所は出雲大社(出雲市)や櫻井家住宅(奥出雲町)、さらに松江市中心部の島根県庁周辺などでも行なわれたようで、実際に第3話では松江城をバックに堺さんと、丸菱商事の同僚の山本巧を演じる迫田孝也さん(46)が話をする場面もありました。

 さらに、第3話を見た視聴者の間では日本一の縁結びの聖地と言われる、“出雲大社”が大きくかかわってくるに違いない――いう声が絶えませんね」(テレビ誌編集者)

 主人公の乃木(堺)は毎日欠かさずに自宅近くにある東京の神田明神で参拝を行なっているが、第3話で神社を立ち去る際、意味ありげな小さな祠が映っていた。