■ギリギリまで頑張っていた少年時代の濱田

『超時空の大決戦』は、『ガイア』がテレビ番組として放送されている並行世界に、吉岡毅志(44)演じる主人公の“高山我夢(たかやま・がむ)/ウルトラマンガイア”が迷い込む物語。濱田が演じていたのは“ウルトラマンの大ファンで気弱な小学3年生の新星勉(にいぼし・つとむ)”で、主演ではないが事実上の主役であった。

※画像は『TSUBURAYA IMAGINATION』の公式ツイッター『@m78_imagination』より

 まだ天真爛漫な初々しさが残りつつも当時から名俳優の片りんは覗かせており、とりわけ終盤の“ギリギリまで頑張ってガイアを助けられるアイテムを必死に取りに行く”という場面は、ファンの間でも主題歌の歌詞とリンクする名シーンとして語り継がれている。爆風に吹き飛ばされながらも「光よーー!」と必死に叫び祈った結果『ウルトラマンティガ』と『ウルトラマンダイナ』の召喚に成功し、勝利に大きく貢献したのだ。

『VIVANT』に携わっているスタッフの宮崎陽平氏は7月30日に自身のツイッターにて、

《ガイアの映画は濱田岳さんが幼少期にご出演されていた作品で無理を言ってポスターの許可をして頂きました。ご本人も喜んで下さいました!》

 と、ツイートしている。濱田も、当時を思い出していたかもしれない。

 今年はテレビ版『ガイア』が25周年を迎える節目の年であることもあり、濱田の役柄を意識したポスターのお遊びにファンは大喜び。

《えっ待って…濱田岳くんとウルトラマンのコラボは聞いてないそれもガイア25周年のこの年に》《濱田岳がウルトラマン好き設定…?今年はウルトラマンガイア25周年…》
《濱田岳さんはウルトラマン付きの設定だと・・・勉くんでしかないじゃん・・・そんな設定ありなの?》

 と、SNSは大いに盛り上がりを見せたのである。