2023年公開のホラー映画に、ジャニーズタレント主演作が続いている。6月16日にはなにわ男子・西畑大吾(26)主演の『忌怪島/きかいじま』が公開され、9月8日にはジャニーズWEST・重岡大毅(30)と橋本環奈(24)がW主演を務める映画『禁じられた遊び』が公開される。
『忌怪島』を手がけたのは『呪怨』『犬鳴村』の清水崇監督(51)、『禁じられた遊び』は『リング』の中田秀夫監督(62)で、ホラー映画界の2大巨匠だ。西畑と重岡はどちらもホラー映画初主演だが、近年ホラー映画とジャニーズタレントは“鉄板”の組み合わせとなりつつある。
「1998年の『リング』、2000年の『呪怨』がヒットした頃、国内でホラーブームがあった。ジャニーズ事務所としても、稲垣吾郎さん(49)が出演した『パラサイト・イヴ』(97年)、草なぎ剛さん(49)出演の『降霊』(01年)、三宅健さん(44)が単独初主演を務めた『親指さがし』(06年)などがあります」(映画ライター)
その後、ホラーブームは一旦落ち着くものの、ジャニーズタレントがホラー映画で「主演」を張る作品は増えていった。
「中山優馬さん(29)の映画初出演・初主演『ホーンテッド・キャンパス』(16年)、今や『TOBE』社長の滝沢秀明さん(41)初主演の『こどもつかい』(17年)、岡田准一さん(42)ホラー初主演の『来る』(18年)など、ジャニーズ事務所に所属するタレントがホラーで主演を務めるケースが目立つようになりました。
20年には、KAT-TUN・亀梨和也さん(37)がホラー初主演の『事故物件 恐い間取り』が公開されると、初日3日間累計で動員約34万3000人、興行収入4億6500万円で初登場1位のヒット(興行通信社調べ)。最終的に23億円で着地した興収は、コロナ禍で快挙です。
さらに21年には嵐・相葉雅紀さん(40)のホラー初主演『“それ”がいる森』が公開され、初日3日間の動員は約12万9000人、興行収入は1億6500万円と健闘しました」(前同)