■「ヴィラ・クゥクゥ」購入で“管理人”になった鈴木京香

「ヴィラ・クゥクゥ」は1957年竣工で、モダニズム建築の巨匠であるル・コルビュジエに師事した建築家・吉阪隆正の代表作。

 都内の閑静な住宅街にたたずむ「ヴィラ・クゥクゥ」は土地だけでも3億円はくだらないと報じられているが、鈴木は私財を投じて購入。“管理人”として維持管理にあたるとともに、このことが多くのメディアでも取り上げられ、4月19日に日本建築学会「文化賞」を鈴木が受賞したことも発表された。

 5月10日放送の『クローズアップ現代』(NHK総合)では、鈴木の取り組みを特集。インタビューで鈴木は、

「自分はこの建築に魅了され、しかも前オーナーのご親族の方々も私に委ねてくださった。だから、自分が何かさせてもらえる立場なのだからしっかりやろうと思いました」

「“どうぞ見学にいらしてください”と言うには、小さくて大勢入れる建物ではないですが、ただゆったりと時間を過ごしてもらいたいし、お庭に出てのんびりしてもらいたいですね。みなさんに公開して来ていただくためにはどうしたらよいか、今考えています」

 と語っていた。

「“どうぞ見学にいらしてください”と話していた鈴木さんですが、療養中ということもあって公開に向けてのプロジェクトも止まってしまっているんです。ただ、当然、体調が最優先。徐々に良くなってきているようですから、鈴木さんが元気になったらプロジェクトも動くことになるはずです」(前出の芸能プロ関係者)

 鈴木にはしっかりと療養してもらい、再び女優として、そして歴史的建築物の管理人としての活躍に期待したい!