8月6日、堺雅人(49)が主演を務める『VIVANT』(TBS系)の第4話が放送された。1話から描かれてきた1億ドルの“誤送金事件”の完結編かつ、堺演じる主人公・乃木憂助についての視聴者の度肝を抜く驚きの展開もあり、大いに話題となっている。

【以下、『VIVANT』第4話までのネタバレを含みます】

「これまでのエピソードで、日本国内のテロを未然に防いでいるとされる自衛隊の影の諜報組織“別班”が物語に絡んでいることが強調されていました。そして、堺演じる乃木はよく分からないのに“誤送金事件”がきっかけで警視庁公安部も動くような事件に巻き込まれてしまった――ということになっていた。

 しかし、実は乃木こそが別班の一員だったことが4話終盤に視聴者に明かされたんです。乃木の正体が別班だとすると、これまでの描写の意味が大きく変わるし、謎も浮上してくるんですよね……」(テレビ誌編集者=以下同)

 まず1つは、「神社」の存在だ。乃木は「毎日欠かさず行う習慣」と自宅の近くにある東京・神田明神でお参りをする日課があるが、そこでは今回も含め、非常に意味深に映る小さな祠があるのだ。第4話で乃木には松坂桃李(34)演じる別班工作員・黒須駿という協力者がいたことが明らかになったため、《あの祠が松坂桃李との連絡手段?》とも、話題になっている。

「『VIVANT』は島根県の出雲大社でロケを行なったことが公式で明かされています。神田明神と出雲大社は名前こそ違えど同一の存在である神様が祀られていること、劇中に登場したテロ組織“テント”の紋章と出雲大社の亀甲文が似ていることなどから、今後深く物語に関わってくると考えられる。神社、神田明神、そして出雲大社の存在が、今後、重要な役割を担ってきそうな感じです」

 そして、乃木の正体が別班だとすると、公安部の内野謙太(38)が演じる捜査官・鈴木洋と、小日向文世(69)演じる、乃木が務める丸菱商事の専務である長野利彦の2人がことさらに怪しく見えてくるという。

「まず、捜査官の鈴木についてです。第4話では乃木の同僚である山本巧(迫田孝也/46)が誤送金事件の真犯人であり、誤送金を手伝わせたハッカー・太田梨歩(飯沼愛/20)を口封じのため殺す勇気がないため、衰弱死するまで監禁しようとしていたことが暴かれました。これに気づいた公安は、山本が太田の監禁場所を訪れるようにブラフを敷き、太田を救出すべく動き出したんですが、その際、捜査員の鈴木に意味深な場面がありましたよね」