堺雅人(49)主演の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)。第4話(8月6日放送)で明らかになった主人公・乃木憂助の“本性”を筆頭に毎回度肝を抜く展開が繰り広げられる本作は、視聴者による考察で日々SNSが非常に賑わっている。
そんな“面白すぎるドラマ”『VIVANT』には多くの伏線が張り巡らされている。たとえば第1話時点ではご都合主義のようだった“高校時代の親友がCIAにいる”という乃木の設定も、乃木の正体が自衛隊の『別班』という特殊な組織の工作員だったことを踏まえると、不思議ではなくなる。
「非常に的を得ているような“確かに伏線なんじゃないか”という細かくて鋭い考察もありますが、それだけではありません。意外性にあふれたトンデモ考察や、100%ありえないだろうけど“そうなったら面白いよね!”と共感を呼ぶジョークのような考察、意見などで大盛り上がりです。
たとえば、インパクト抜群のビジュアルと有能ぶりから視聴者人気の高いドラム(富栄ドラム/31)に関する考察ですね」(女性誌編集者=以下同)
ドラムは非常に有能な人物である一方で日本語はおろか現地語すら発しておらず、会話はすべてスマホアプリ(声:林原めぐみ)を利用している。
しかし、“演者の富栄は日本人で日本語も流ちょうに喋れる”というメタ的な視点に加えて、“車の運転中なのに喋るアプリを操作していた”という描写があったため、
《実は、アイカメラが何処かについていて、喋っているのはそこから見てる人?》
《意外とドラムも実は日本人で別班とか…日本語を完璧に理解してるし、喋るとバレるのでスマホを使ってる?》
といった説が浮上しているのである。
「ドラムの翻訳アプリの声を担当している林原さんは、『VIVANT』のナレーションも兼任しています。そのため、“実は林原演じる顔出しキャラがいて、彼女が黒幕や重要な役で登場するのでは?”という説もありますね。
また、キャストに関しては、堺さん演じる乃木が本性を現したこと、阿部寛さん(59)演じる公安の野崎の台詞量の多さ、そして何より2人とも『VIVANT』の福澤克雄監督の代表作で主演を務めていたことから、“あのセリフを言いそう!”という声も多いですね」