ジャニーズ事務所は、創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題で過去最大の窮地に追い込まれている。

 8月4日に行なわれた国連人権理事会「ビジネスと人権」では、専門家が「同社のタレント数百人が性的搾取と虐待に巻き込まれるという、深く憂慮すべき疑惑が明らかになった」などと厳しく指摘。さらに、ジャニーズ事務所が設置している再発防止チームの調査について「透明性と正当性が疑念が残っている」と語り、来年6月に国連の人権理事会に報告書を提出する予定であることも明らかにしており、今後も国際問題として扱われ続けることだろう。

「相次ぐ主力タレントの退所に加えて、元ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏(41)が立ち上げたTOBEには元King&Prince平野紫耀さん(26)、神宮寺勇太さん(25)らを筆頭に、辞めジャニが続々と“移籍”。

 そんな窮地のジャニーズ事務所にとって現状、“最後の砦”と言われているのはSnow Man、とりわけ目黒蓮さん(26)だと業界内ではもっぱらですね」(芸能プロ関係者)

 キンプリの脱退騒動もあり、Snow Manは現在のジャニーズではトップクラスの人気を誇る。とりわけ目黒は、2022年10月クールに川口春奈(28)主演で放送された大ヒット連ドラ『silent』(フジテレビ系)が起爆剤となり、“令和のキムタク”として大ブレイクを果たしたのは、記憶に新しい。

「目黒さんはぶっちぎりで好感度が高く、スキャンダルな熱愛話や“態度が悪い”といったネガティブな報道もいっさいない。そして、今年に入ってからも上半期では主演映画『わたしの幸せな結婚』が興行収入25億円突破という、役者として泊がつくニュースもありました。

 逆風吹き荒れるジャニーズにあって、ひとり別次元にいるような、むしろ追い風に吹かれているような目黒さんだったのですが、ここにきて厳しい“結果”が出てしまっている。それは、とても期待されていた初単独主演連続ドラマが、思っていたより数字が惨敗してしまっていること。それはジャニーズ事務所にとって、痛恨の事態だといいます」(制作会社関係者)

 目黒は7月14日からスタートした金曜ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)で主演を務めている。これまで温厚な役の多かった目黒が“世界一のワガママ男”を演じるということで、放送前は注目を集めていた。

 Snow Manのメンバーも目黒をサポートしてくれている。

※画像は『トリリオンゲーム』の公式インスタグラム『@trillion_tbs』より

 8月4日には番組公式インスタグラムにて、

《先日、#SnowManの #佐久間大介さんよりアイスクリームキッチンカーの差し入れをいただきました ありがとうございました》

 と、佐久間が夏場の撮影現場に、粋な差し入れをしていたことを明かしているのだ。