■宇宙Sixのコンビ“はらめぐ”でも数字は上がらず

 前出の制作会社関係者は話す。

「『トリリオンゲーム』は話は面白いし、目黒さんの俺様キャラの演技も悪くない。第1話は世帯視聴率7.4%(すべて関東地区/ビデオリサーチ調べ)、個人視聴率4.2%、そして、業界が最も重要視している13~49歳を対象とするコア視聴率が3.6%と好スタートでした。

 しかし、第2話以降は数字が取れない状況が続いているんです」

 直近では第4話(8月4日放送)が第2章「ソーシャルゲーム&芸能事務所編」に突入し、個性豊かな新キャラも登場。シナリオが盛り上がりを見せた一方で、視聴率は振るわなかったという。

「世帯5.5%で、個人3.2%。そして、コア視聴率が2.5%でした。第3話が世帯5.2%、個人3.0%、コア2.2%だったので、わずかに回復はしていますが、それでもハネあがったわけではない。コア視聴率ほぼ5%台を記録した『silent』と比べるのは酷ですが、第4話放送前の話題性を考えると、思ったより盛り上がらなかったなぁ、という感じですよね」(前同)

 第4話については、放送前から新キャラクター・桜心護(さくら・しんご)を演じる俳優に注目が集まっていた。演者はジャニーズでソロタレントとして活動している原嘉孝(27)だが、原は目黒と同期かつ、宇宙Sixというユニットでも一緒だった仲良しコンビ。目黒ファンの間では、“はらめぐ”の愛称で有名である。

 同回では主人公のハル(目黒)が大資本に負けない“メディア帝国”を作ることを目的に言葉巧みにゲーム会社の協力を取り付けるのだが、最初からゲーム会社を切り捨てる想定で動いていることを相棒・ガク(佐野勇斗/25)にだけ伝えるシーンの演技について、

《人のことを道具として扱うようなことを淡々と話す表情が怖すぎたでもハルの怖い表情が美しすぎて、かっこよくて、ゾクゾクした》
《先週まではハル自身楽しんで駆け引きしている感じがあったけど、黒龍社長(※大企業社長)という敵が明らかになってから、ガチの目になったよねハル……… 何をするのか分からない目をした覇気が怖い……》
《最後ハルの瞳から光、顔から表情が消えて闇しか感じなくて怖い…》

 と、これまで見せたことのない目黒のダーティな演技は好評だった。