■夫人がテレビに出続ける「真の理由」

 そんなデヴィ夫人は、なぜ80歳を超えても『イッテQ』など、テレビ番組に現在も精力的に出演し、キツいロケに参加しているのか。

「何事にもチャレンジするのが生きがいです。好奇心、興味が若さの秘けつです」

 そう2019年に『生島ヒロシのおはよう定食・一直線』(TBSラジオ)で話していたが、実はもうひとつ、夫人の国際活動に直結する動機があるのだ。

「デヴィ夫人は2022年3月15日に、青汁王子こと三崎優太氏のYouTubeチャンネルに出演したんですが、ここでテレビに出演する真意を明かしています」(前出のワイドショー関係者)

 三崎氏の「すごいセレブリティな生活をされて。でも、『イッテQ』とか、いろいろメディアに出られてるじゃないですか。何でこう、メディアでいろいろな人に(会う)?」という質問に対して、

「テレビの影響っていうか。何かイベントやチャリティーをするときに有名な方が集客が早いから」

 と、デヴィ夫人は答えているのだ。

「タレント業で日々多くの新鮮な刺激を受けることで、心身を若々しく保つ目的もあるといいますが、精力的に仕事をこなせばこなすほど、社会的な知名度・影響力も向上する。そして、それを大統領夫人時代から培ってきたコネクションなども活用して、あらためて国際社会の慈善活動に還元する、ということだといいますね。

 自分のスタッフに暴言を吐いた疑惑で裁判沙汰になったり、何かとお騒がせなところもあるデヴィ夫人はですが、国際貢献を考えての活動はやはり素晴らしいと言えるのではないでしょうか。もちろんそれは、ルールに従ってされるべきことだとは思われますが、並のタレントは簡単にマネできないこうした活動をしているからこそ、テレビなどでもずっと支持されているのでしょうね」(前同)

「私の敵が全部死ぬまで生きます」とたびたび語っているデヴィ夫人。いつまでも健康で活躍してほしいものだ。