■女性版『草なぎ剛』の呼び声も

 そんなのんだが、芸能活動の危機に追い込まれた過去もある。

「のんさんは、2013年前期に放送されたNHK朝ドラ『あまちゃん』に主演し、大ブレーク。その後、三代目J Soul Brothersの登坂広臣さん(35)とW主演の『ホットロード』(2014年)や、『海月姫』(2014年)など続々と話題作に出演していました。

 順調にスターへの階段を駆け上がっていると思われましたが、その直後、2015年に個人事務所を設立したことから、所属事務所とトラブルとなる事態となりました」(前同)

 前事務所との関係が悪化した結果、それまで本名の『能年玲奈』で活動していたものの、その名前の使用を禁じられ、現在の『のん』に改名することに。

「のんさんに転機が訪れたのは、2016年に公開されたアニメ映画『この世界の片隅に』で主人公・すずを演じたこと。映画とのんさんの演技は絶賛され、公開当初は全国で63館という小規模な封切りでしたが、徐々に話題を呼び最終的には全世界で公開し累計484館まで拡大し、興行収入は27億円を突破する異例の大ヒットとなりました。

 それ以来、のんさんは数々のCMやイメージキャラクターや、映画に起用されて結果を残してきました」(前同)

 そんなのんの日本アカデミー賞受賞から、ある俳優が想起されるという。

「元SMAPの草なぎ剛さん(48)ですね。草なぎさんはご存知の通り、2016年にSMAPが解散したのち、2017年にジャニーズ事務所を退所。香取慎吾さん(45)や稲垣吾郎さん(49)と『新しい地図』として活動をスタートさせました。

 ジャニーズ事務所への忖度もあり、地上波からはながらく遠ざかっていた3人でしたが、2020年に公開された映画『ミッドナイトスワン』で、草なぎさんはトランスジェンダーの主人公を演じ、昨年の第44回日本アカデミー賞では最優秀主演男優賞を獲得。そこからの草なぎさんの快進撃は、ご存じの通りですね」(前同)

 草なぎは、一度は地上波からは遠ざかったものの、YouTubeをはじめ、CMで起用されたり、バラエティ番組のMCなどの仕事も入るようになった。

「そして、草なぎさんは2023年1月、ジャニーズ退所後6年ぶりとなる主演ドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系)で、地上波ドラマに戻ってきました。

 のんさんも、今年これで最優秀女優賞を獲得すれば、本格的な地上波復帰もあるのかもしれませんね」(前同)

 はたして、のんは草なぎと同じく地上波復帰を果たすことができるのか? 注目の授賞式は、3月10日に開催される。